【踏むトレーニングとは?!】


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全てのスポーツにおいて、スキルトレーニングやフィジカルトレーニングなど様々なトレーニングがあります。


それは自分自身を磨く為にトライしている方がほとんどだと思います。


では、その中に自らのパフォーマンスに大きな影響を与える『踏むトレーニング』があるのをご存知でしょうか?


今回はこの踏むトレーニングに関して足の専門家であり、MSAのオフィシャルスポンサーをしていただいております株式会社NASYUの染谷先生に記事を書いていただきました。



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人が立って生活をする時、両足の裏だけが接地しています。


家に例えるなら『足底(足裏)=土壌(土地)』です。

 

NASYUインソールを初めとする足部へのツールは一般的な『補助具』としての役割ではありません。


『鍛えて・守って・育てる』トレーニングツール的意味合いです。


日常的に足部に刺激を入れる事でトレーニング効果を求めます。


土地となる足底を鍛え、基礎となる足部を安定させ、建物となる上体を長持ちさせるイメージです。

 


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では、ここから本題となる何故『踏むトレーニング』になるのか?


人の身体にはメカノレセプター(固有受容機)と呼ばれる物が有ります。


こちらを刺激する事で無意識かつ無自覚に筋への刺激を促し、姿勢補助や足部・足趾活性化行います。


NASYUの足部ツールは、メカノレセプターへの刺激を可能にしているのです。


市販のインソールや元々靴に装着されている物との大きな違いは、前述した『メカノレセプターへの刺激』です。


市販のインソールでも素晴らしいものは沢山ありますが、メカノレセプターへの刺激を入れ、足を育てる事が出来る物は多くありません。

 

また、トレーニングや試合で使用するシューズにインソールを替えて、その時だけでも充分効果が見えますが、MSAの平川コーチはNASYUインソールを普段、プライベートで履いているシューズの中に入れてくださいさっています。


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これは平川コーチの実際の足型です。

2016年7月から2017年12月までの約1年間、NASYUオーダーメイドインソールを使用し、写真上段が最初の測定、写真下段が2017年12月に測定したものを比較しました。

普段の生活から平川コーチは使用してくださっていた事もあり、メカノレセプターを無意識に刺激が行われています。毎日、姿勢補助や足部・足趾活性化が行えていた結果、かなりの改善が見られていました。


特に左足の変化は大きく、平川コーチからも『元々、右利きで左は全く蹴れなかったけど、NASYUインソールに変えてから左右変わらずボールが蹴れるようになった。また凄いのがNASYUのインソールを外してもボールがちゃんと蹴れるから、本当にインソールを踏む事で、身体自体が変わってるんだと思う』と話してくれています。


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MASAKI SPORTS ACADEMYでは『MSAアシイクセミナー』として、MSAや海外遠征を控えている選手達とその保護者様に向けて定期的に足についてセミナーを行わせていただいております。


MSAの子ども達は身体への意識も非常に高く、多くの選手達がNASYUのオーダーメイドインソールをシューズに入れてくれています。


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オーダーメイドインソールは『その人の為』に作られています。


特にNASYUインソールはトリッシャムと呼ばれる特殊なスポンジで一人一人の採型を行います。採型方法も独自の物です。


つまり、その選手の動きのクセ迄を考慮し作られています。


制止状態も動作状態も安定させる。


それがNASYUオーダーメイドインソールです。


メカノレセプターへの刺激、制止・動作の身体的クセを考慮し、支えるのではなく、鍛えるNASYUインソールは安定したパフォーマンスの発揮と、バランス不良による負傷を大幅に改善・予防可能です。


そして、自分の身体に向き合い、理解することが競技スキルを向上させる上でもっとも大事です。

 

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では、実際にいつからインソール変更など始めるべき?なんて質問を受けます。


足部・足趾へのアプローチという点で考えると、インソールや各種ツールは小学校高学年からはおススメしたいと考えています。


この年代は身体の刺激に対しての反応が大きい為、大人よりも早くから変化を感じる事が出来ると思います。


勿論、いくら早くても良いのですが、10歳以下の幼少児は『正しい靴の選び方』や『足底へ刺激の有る生活』を考慮してあげる事でも充分、改善していけますので急ぐ必要はありません。


もし、お悩みの選手、保護者様がいらっしゃいましたら次回のMSAアシイクセミナーにご参加ください。


ご相談をお受けいたします。

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